3月をもちまして、プレージュ、ナイタースクールをメインで約4年間、関わって下さった山田コーチが就職の為、旅立ちます。
山田コーチは、SEISEN 2期生の卒業生です。いつも満面の笑顔で子どもたちと向き合い指導されていました。その笑顔が、子どもたちをリラックスさせ、失敗恐れず、アイディアいっぱいのプレーを子どもたちが表現してくれました。
COLORS 9期生の贈送会際後、プレージュの6年生が、『COLORS 12期生の高円宮杯を絶対観に来てください』と山田コーチに話しかけている姿がありました。
4月からは、環境も変わり大変だと思いますが、持ち前の笑顔を忘れず、頑張って下さい。旅立ちのメッセージを頂きましたので、ぜひ、ご覧ください。
僕は聖泉JFC(現COLORS)の歴史がスタートした時からこのチームに関わっています。今のところではありますが卒業生の中で一番長くこのチームで過ごしています。選手としての3年間も指導者としての4年間も、どちらも僕に多くのものを与えてくれた素晴らしい時間でした。
中学時代の僕は足元の技術が高いわけではありませんでした。チーム内にはテクニックのある選手がたくさんいて競争が激しかったです。スタメンで出たりサブになったり。その競争の中で僕は自分の武器を持つことが大切だと学びました。僕の場合はそれがキックでした。キックでならチームで一番になれる。他の選手にできないことを自分ができる。そう思うと自信を持ってプレーすることができました。それを子どもたちにも感じて欲しい。全員が同じように成長するわけではないですし、する必要もありません。
自分の武器を自分を信じて磨けばいい。
COLORSでならそれができると僕は信じています。
僕の指導者生活はたくさんの子どもたちのおかげでとても幸せなものになりました。みんなが楽しそうにプレーする姿を見ていると、自分の小学校、中学校時代を思い出し、改めてサッカーの楽しさを感じることができました。何かできるようになるたびに一緒に喜び、何かで優勝すれば一緒に盛り上がり、負ければ一緒に悔しがり、みんなのいろんな感情を共有できることがとても幸せでした。みんなの試合は他のどのチームの試合より面白く、このチームの指導者でいられることが誇りでした。僕がどれだけのものをみんなに残せたかわかりませんが、みんなのサッカー人生に関われて、一緒にサッカーを楽しむことができてとても嬉しいです。
4月からは、新しい環境での生活が始まり、忙しい毎日が続くと思いますが、みんなに負けないように成長したいと思います。そしてたまにはみんなのサッカーを見に行きたいと思います。その時は「こんなにうまくなったで!」と僕をびっくりさせてくれることを楽しみにしていますね。
これから先みんなが滋賀県、全国で活躍する姿、そしてプロとして活躍する姿を見れることを楽しみにしています。
長い間お世話になりました。ありがとうございました。
山田 彗斗