2015.6.18
【コーチ】澤 純一 / 2009年 国体 滋賀代表
Q1 .日々のトレーニングにおいて大切にしていること
リフティング技など技術の練習をしているときは魅せるということを大切にしています。言葉でやり方、ポイントは教えますが、一番は観て盗むということを覚えて貰うため自ら見本を魅せるようにしています。どうやったらできるのか、できるようになりたいなと選手に感じて貰うようにしています。できるようになりたいなという気持ちが練習外での家での自主練に繋がると思います。練習でできなかった悔しい思いや、あと少しでできそうだなと思う気持ちを練習で生み出し、練習外でボールを触る回数を増えるようにしています。
Q2.サッカーを観ていて熱くなる瞬間
正月に行われる全国高校サッカー選手権の試合は毎年、テレビで見ながら熱くなってます。大学に進学してサッカーを続ける選手もいれば、高校を卒業と同時に働いてサッカーを止める選手もいます。そういう意味で高校サッカーが一つのサッカー人生の節目でもあると思います。だからこそ、お互いが激しく最後まで諦めず戦う姿は観ていて心が熱くなります。
Q3.選手時代を振り返って思うこと
小学3年生からサッカーを初めて専門学校卒業までの11年間。好きなことだったので嫌いになることや止めたいと思ったことはなかったです。思い通りにプレーできなくて悩んだ時期もありましたが、自分がサッカーをやりたいと決めたことだったので悔しいときは夜遅くまで一人でボールを蹴る日々もありました。そういう選手時代があったからこそ、今の自分があるのでサッカーを好きになれてよかったと思います。
Q4.最近、はまっていること
リフティングの動画をYouTubeで観ることです。たくさんの技が解説付きであってすごく勉強になります。選手を引退してから指導者になってからの方が選手に技を見せるためにボールを蹴っている気がします。サッカー以外に何か楽しい趣味が見つかるといいのですが。
Q5.選手たちに一言
自分がサッカーを始めた頃の気持ちを忘れずに毎日頑張って欲しいと思います。ただ、夢中にボールを蹴り、追いかけていた頃のサッカーが好きな気持ちが悩んだ時や辛いときに、乗り越える力となってくれると思います。好きなサッカーだからこそ、誰にも負けず、楽しむために日々の練習を必死に頑張って欲しいです。